2024年8月31日土曜日

お便り58

 御講話の「主の御名は、いつも、喜び、感謝、歓喜、そして、その御名の無類さと壮麗さの自覚と共に、口に出されなければなりません。愛と共に御名を口にしなさい。真摯な切望と共に御名を口にしなさい。」
の後に、ある偉大な聖者が、ヤグニャを執り行なっていた最中に蛇に噛(か)まれてしまいました。
弟子たちは、その出来事を悲しみ、その悪賢い爬虫類(はちゅうるい)を呪いました。
しかし、聖者は弟子たちを諌(いさ)めて言いました。
「呪ってはならない。蛇は神の使いなのだ。すべての生き物は親類知己である。その蛇は、神が私をこの肉体から解放するために遣わしたのだ。その蛇を敬い、歓迎しなさい。主の遣いを打ってはならない。」とありました、
まさに究極の神への信仰です。ただ弟子たちはいわれるまでそのような境地にはたっしていなかったようです。確かに聖者の境地を目標にすべきだと思いますが、同時に弟子たちの状況も考え、自分がどのような姿勢で臨めるかを考えたく思います。

一方、その前段に災難にあった時にナーマスマラナへの信心をなまけず専心することも言われています。
『ナーマスマラナ』 神の名前の不思議な力P28には意気消沈しているときにナーマスマラナに従事しなさいとなっており、心の底から唱えることが推奨されます。自分の力の及ぶ範囲で愛をこめてナーマスマラナに従事しようと思います。サイラム

千葉:男性