ナガラ・サンキールタンでの神の御名を聞いて起床した者は、その日の残りの時間、心(マインド)に神聖でない罪深い思考を抱くことはなくなるでしょう。
心がその人を不適当な行為にかり立てることもありません。
心(マインド)は神聖な思考だけに満たされ、ハートは徳高き仲間に捧げられ、身体の四肢はすべて神聖になるでしょう。それはその人自身にだけでなく、他の人の体と心(マインド)と魂にも有益な栄養を与えます。それは、夜明けに甘いナーマ・サンキールタンを聞いた者にとっても、それを歌う者にとっても、『日の出(サンライズ)』であるだけでなく、永遠の『至福の出(ブリスライズ)』でもあるのです
書籍「ナーマスマラナ:神の名前の不思議な力」P.88