御名と御姿を崇めることは、ヴェーダーンタの基本的な教え〔不二一元論〕に反しています。
なぜなら、人は、消えゆくもの、束の間のもの、表面的なものを気にかけないよう自分を教育しなければならないからです。
自分と万物との同一性、万物と自分との同一性を発見しないかぎり、人は波立ちのない静けさ、すなわち揺るぎない光輝を得ることはできません。
ティヤーゲーナィケー アムルタットワマーナシュフ
〔手放すことによってのみ、不死は得られる〕
手放しなさい、幻想である外界への幻想を手放しなさい。
手放しなさい、あなたが「与える者・与える物・与えること」のない段階、「始まり・継続・終わり」のない段階に到達するまで。
1971年1月14日