2024年9月29日日曜日

サイババの、御言葉 2024/9/28

 シュリ・ラーマクシリュナ・パラマハンサは、母なる神の御姿を見ることを渇望し、何か母なる神の恩寵のしるしが現れるかもしれないと、毎日、朝が来るのを待ち焦がれました。

そして毎晩、今日もまた愛する母から一瞥(いちべつ)もされぬまま人生の貴重な一日が終わってしまったという苦痛に泣きました。

ラーマクリシュナは、落胆と深い悲しみで疲れ果て、打ちひしがれていました。

なぜなら、神の恩寵と神のビジョンを勝ち得ることに成功しなければ貴重な時間が無駄になる、人生そのものが無駄になる、と信じていたからです。

神の御名を口にしているときにこのような信仰心と愛と渇望があれば、それらは言わば、共に舌を転がって、必ずや神の恩寵をもたらすという結果を招きます。

書籍「ナーマスマラナ:神の名前の不思議な力」 P.69