「幸せへの御名」、本当にいい名前ですね。
スワミの御名は、幸せの中の幸せ、この世の何ものにも変えられない至福の蜜の甘さの響きがします。
Radio Sai のお話を思い出します。その帰依者の方はいつもスワミのお近くにいるのに、何もスワミにお願いできずにいたそうです。奥様は明日こそ、これこれをスワミにお願いしてきて下さい、とリストを並べました。
次の日に、今日こそは!と座っていると、スワミの方から、「何が欲しいですか?」と尋ねられました。
その帰依者の方が、そのリストを口から発っしようとした瞬間に、スワミは、「シーっ」と遮られ、「何も言ってはいけまさん」、そして、これからとても大事なことを教えましょう、と仰いました。
私が何を欲しいか聞いた時はいつでも、「I want you」と答えなさい、と。なぜなら、あなたが欲するものが、本当にあなたにとって良いものかどうか、あなたには分かりません、と。そして、スワミがいれば、すべてが良い方向に叶えられるからです!
このお話を聞いて、本当にその通りだと思いました。
そして、スワミの御名を唱える時は、「あなたが欲しい。あなただけが欲しい。他の何もいらない。私すら粉々に砕いて失くして下さい。」という思いで唱えています。
そうすると、どんな気持ちの時も、スワミの中に溶けていき、純粋で、穢れのない、唯一無二の感覚へと、マーヤーが真実へと、暗闇から光明へと変化していき、日常生活が、スワミへ向かう道へと変わっていくのです。
私たちは世俗の中にいながら、そこには存在せず、世俗の幸せとは無縁の、たった一つの幸せ、至福を感じることが出来る。スワミの御名はそんな響きがします!
千葉:女性