2024年8月18日日曜日

お便り13

 「神の御名」と「自分の名前」の違い。考えてみました。

自分の名前はこの身体が生まれたとき、この身体に対して付けられた名前。
エゴや執着の温床になってしまう、5元素からでき20の器官を持つマーヤーに形創られた身体の名称です。

神の御名は、普遍遍在で、無限の遠くにも すべてのの内にも 存在する神の名称です。

個人の名前を呼んだとき、その対象であるその人のところに響きます。

神の御名を呼んだとき、上下左右前後、遠くにも近くにも、あらゆるもの、すべてに響きます。
すべてに拡がるのは、愛の性質です。
神の御名は愛の性質を持っています。

神の御名を唱えることは、愛を表現することになります。
神の御名は愛そのものです。

だから、その拡がる神の御名を唱えることで、
個という個別性の意識が薄れていき、無執着が培われるのだと思います。

東京:男性