2024年10月19日土曜日

サイババの、御言葉 2024/10/19

実に、グニャーナ、すなわち真我への専心よりも、至高神の(バガヴァッド)御名(ナーマ)のほうが、その甘露のような甘さゆえに最上の至福(アーナンダ)を授ける力をもっているのです。

その一例は、ブラフマー神の息子、ナーラダです。
ナーラダは、ヴァイクンタ天〔ヴィシュヌ神の住む天国〕やカイラーサ山〔シヴァ神や住む山〕をはじめ、平安と至福の住まうあらゆる高次の場所に自由に入る権利をもっていたにもかかわらず、いつもナーラーヤナの御名を唱えることや歌うことにいそしんでいました。

ナーラダは、ナーマスマラナとその甘い法悦に浸っていることのほうを好み、それは三位一体の神のビジョンよりもさらに優れていると見なしていました

書籍「ナーマスマラナ:神の名前の不思議な力」 P.81