わたしが、いくつかの一連の神の御名(ナーマヴァリ)を歌って講話を締めくくるのは、ナーマスマラナをするよう皆さんを促すためなのです。
インドの行政機関の役人は、子どもたちにアルファベットを教えるために、石板の上にA、B、C、Dと書いてそれらの文字を発音してみせなければなりません。
あなたは役人がそうするのを見て、その役人自身がアルファベットを学んでいるなどとは思わないでしょう?
ですから、わたしがバジャンを歌っても驚かないように。
わたしは単にこの最も効き目のある霊性修行を伝授しているにすぎないのです。
こうしたナーマ サンキールタン〔集団で神の御名を歌うこと〕によって、自分を強くし、自分を浄化し、自分を教化するのです。
大きな声で人前で行いなさい。
加わってきた人々に耳を傾けさせ、かつ、神の御名という甘露も飲ませてあげなさい。
書籍「バジャン:神への讃歌」 P.217